「台風気をつけてね」この言葉が励みになります
昨日、お弁当をお届けしたたくさんのお客様から「明日の台風気をつけてね」というお言葉をいただきました。この言葉は、我々を気遣っていただいているとともに、「明日もお弁当待ってるね」という心の声だと感じました。
冷静に考えてみたら、普段我々がお弁当を配達している高齢者の皆様は、このお弁当を毎日待っています。つまり、お弁当が届かなかったらご飯が食べられません。
メディアやSNSでは台風の中、従業員を出社させ営業をすることに賛否両論挙がっていますが、それを理由に休んでしまえば、お弁当を待っている高齢者の皆様はどうするのでしょう?嵐が来るのを1人で恐怖と戦いお腹を空かせ待っている高齢者、いつも来るのにと来ないからと待っている認知症の高齢者、現場はこんな状況です。その上、こんな嵐の中、訪問しているヘルパーさんも沢山いらっしゃいます。誰かがやらなければならないのです。勿論、私一人でも行くつもりです。
行動できる理由がある
あらゆる情報を入手して、16時までは風もゲリラ豪雨よりも安全と判断しました。ヘルパーさん達も動く連絡が入り皆様から暖かいお言葉お気遣いを頂いております。行くだけ行き駄目ならごめんなさいという観点で動いています。
弊社では全スタッフにはGPS搭載スマホにて動態管理アプリでリアルタイムで所在地を確認しています。また、LINE電話&グループLINEにてリアルタイムで状況を共有し管理指示を出し緊急救援部隊も待機しスタッフの安否確認管理しながら業務遂行中。高齢者のお客様も大切ですが、何よりスタッフの安全確保ができてこそ。基本は無理をしない、ということを全スタッフに周知の上、お弁当を配達に出ます。
会社としては、これらの準備を整えています。そんな中、スタッフたちがいつもより早出して、公休出勤もしてくれ、いつもより増員し頑張っています。安全第一、無理はしませんが出来る所まで努力だけはさせて下さい。我々は高齢者の皆様に必要な存在なのです!
スタッフ一丸となり可能な限りお弁当をお届けいたします!