“音”を、”声”を、そして”今”を楽しいものに。

走り梅雨のぐずついた天候から、梅雨入りがすぐそこまできているのを感じます。

 

梅雨といえば、様々な雨音が聞こえる季節でもありますよね。

雨粒が、アスファルトを弾く音。木の葉を弾く音。屋根や壁を伝い、水溜りを弾く音。

 

しかしながら、これら自然の音を楽しむ“耳”も、年齢を重ねるにつれて、聞こえ方が変化していきます。

 

耳 聞こえ 聴力

引用:https://hochouki.soudan-anshin.com/cont/presbycusis/

 

そして、年齢を重ねるにつれて音が聞こえにくくなっていくことを、“老人性難聴”と言います。老人性難聴は、突然音が聞こえなくなるのではなく、高い音から聞こえにくくなり、次第に日常会話も聞き取りにくくなるといったように、少しずつ聞こえない範囲が広がっていくことが特徴です。

 

老人性難聴の原因は、加齢です。
内耳の蝸牛という部分には、音を感じ取るセンサーともいえる「有毛細胞」があります。
加齢とともに有毛細胞の毛が折れたり、細胞自体がはがれ落ちたりして、有毛細胞の数が減少してしまいます。

引用:https://hochouki.soudan-anshin.com/cont/presbycusis/

 

けれども老人性難聴は、バランスの良い食事を摂取することや、日常生活に運動を取り入れることにより、進行を遅らせることが出来ると言われています。

食事や運動といった、日頃の健康管理が、その先の耳の聞こえにも影響するんですね。

 

梅雨 紫陽花 てるてる坊主

 

最後に、配達員Aと、あるお客様とのエピソードを、紹介いたします。

 

 

T様は、とても耳が遠いお客様です。

お弁当の配達に伺っても、

「返事がなければ、置いていってほしい」

と仰られます。

 

けれども、ある日。

「もう数日も、T様に会っていないなあ」

そう思いながら、玄関を開け、大きな声で呼ぶと。

 

「待ってたよ!」

と、すぐにT様が出てきて下さいました。そして。

 

「久しぶりにあなたの顔が見たくてね。今日は補聴器を付けて、まだかまだかと待っていたんだよ」

 

おじいさん 老人 高齢者

 

加齢に伴う身体の変化には、逆らうことができません。けれども、そのような変化の中で、少しでも“今”を楽しんでいただけたら。そのお手伝いを、私たちが出来たのなら。

これからも、皆様の日々の楽しみに、そして、希望になれるよう、スタッフ一同、心を込めてお弁当をお届けいたします。

 

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