春の陽気が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、タイトルにもありました『サルコペニア』のお話です。
遡る事31年、舞台はアメリカ。「Sarcopenia(サルコペニア)=加齢性筋肉減弱減少」という言葉が、学術雑誌で初めて提唱されました。
「加齢性筋肉減弱減少」と聞いても、いまいちピンと来ないですよね。簡単に言い換えますと、「歳をとるにつれて、筋肉量が少なくなっていく」という意味になります。
お気づきかもしれませんが、“ふらつき”、“転倒”、“フレイル(虚弱)”などを始めとした、いわゆる年齢を重ねていくということに、サルコペニアは密接に関係しています。
さて、そんなサルコペニアではありますが、この度新たに、診断基準等が改訂されました!
今回の改訂では、体組成計といった装備のない一般診療所や地域現場でもサルコペニアの可能性を疑う流れが新たに設けられました。
引用:https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=525882768057409&id=132345994077757&__tn__=%2As%2As-R
診断項目としましては、握力の測定や、椅子からの立ち上がりテストなどが挙げられます。より身近な場所でサルコペニアの可能性を診断出来るようになったという事は、健康寿命を目指す、重要な第一歩ではないでしょうか?